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【大学紹介】東京大学

こんにちは~。

今回は国公立大学の最難関、東京大学を紹介したいと思います。

 

 

概要

東京大学は、1・2年次は全生徒が教養学部に所属するという、とても珍しい大学です。

初めの1年半は様々な分野の講義を受け、

その成績によって3年次に進学する学部とコースが決まります。

残りの半年は、進学先に関する専門科目を学習します。

 

まだ何をやりたいのか決まっていない人は二年間の教養の学習を通して

自分のやりたいことを見つけ、その道に進むことができます。

 

学部編成

入試時は科類で分かれていて、文科・理科それぞれ一類から三類まであります。

各科類の進学先は、主に次のようになっています。

文科一類が法学部、文科二類が経済学部、文科三類が文学部・教育学部教養学部

理科一類が工学部・理学部、理科二類が薬学部・農学部理科三類が医学部。

 

上記以外の学部にも成績順で少数ながら進学することができます。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

【各学部まとめ】2021_第一段階定数公表0821(学生向け提示案) (u-tokyo.ac.jp)

キャンパスの場所と外観

駒場キャンパス

教養学部

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本郷キャンパスと似てる…?

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1・2年次はここに通います。
本郷キャンパス

●文学部 ●教育学部 ●法学部 ●経済学部 ●理学部 ●工学部 ●医学部 ●薬学部

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東大と言ったらこのキャンパス!

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大学の正門じゃなくて観光地って感じですよね~笑

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この建物が図書館らしいです、、
弥生キャンパス

農学部

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レトロな雰囲気ですね!

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広大な農場

各学部の雰囲気

法学部

著名な教授によるレベルの高い授業は、刺激的な内容が多く、大変面白い。真面目な人ばかりではなく、個性的で面白い人が多い。学びに貪欲な人が多いので、自分のやる気に繋がり、他者と切磋琢磨しながら、勉強に取り組むことができる。

 

経済学部

経済学科・経営学科・金融学科に分かれる。理論的・実証的な学説・知識を体系的に学び、国際的な視野に立って実業・政治・学術において活躍する人材の育成を目指している。将来なりたい職業について、とても詳しく教えてくれるので、すごく自信を持てる。授業は2コマ続いていることもあり大変だが、授業内容はとても濃く充実している。

 

文学部

大きく分けて、言語、思想文化、歴史、心理、社会学の分野がある。授業は分かりやすく、楽しい。英語による授業も多々ある。自分の好奇心に合った学習スペースがあって、勉強するというよりは研究する大学。ゼミは積極的に活動しているグループとそうではないグループがあるため、慎重に選ぶべき。卒業論文は1万字以上書くのが普通。

 

教育学部

グループディスカッションやプレゼンテーションなどが多く、一方的に講義を聞いているだけという授業はあまりない。コースによって教育をどのような側面から扱うかが大きく異なるため、慎重に選ぶ必要がある。ゼミも先生との距離が近く、非常に親身に相談に乗ってくれる。赤門のすぐ近くの建物で、総合図書館に近かったり、赤門通りの飲食店に行きやすかったりする。

 

工学部

学部内に16の学科と23のコースがあり、幅広い分野の研究室が揃っている。やりたいことが決っている人や見つけた人はいいが、決まっていない人は選択肢が多すぎてとても悩むこととなる。座学がメインの1・2年と変わって、実験やシミュレーション、設計などの演習が増える。進路に関しては、ほとんど人が大学院に進学する。

 

理学部

10の学科がある。研究者を目指している人におすすめ。授業内容がとても難しく、勉強漬けの毎日になるだろうが、周りのレベルもモチベーションも高いので、常に高い意識を持って、勉強に励むことができる。理論的に喋る人が多く、それもまた面白い。本格的な研究は大学院に進学してからであり、4年次は研究室を決めるための準備期間である。半期ごとに研究室が変わり、卒論はなく、各研究室ごとのレポートを書くこととなる。

 

農学部

応用生命科学、環境資源科学、獣医学の3課程があり、14のコースに分かれている。農業分野について網羅的に学ぶことができる。実習では、大学付属の農場に行ったり、様々な実験を行ったりする。また、獣医になりたい、動物に関する研究がしたい学生にとっても良い環境が整っている。しかし、獣医師になるための国家試験の対策は全くと言っていいほどなく、自力で頑張るしかない。

 

薬学部

安定した給料を求めて薬剤師になりたい人が多め。化学・物理学・生物学について満遍なく学ぶことで、薬学について分子レベルで理解できるようになる。学部内で年2回の運動会が開催される上、少人数で、常に同じ教室・同じメンツで授業を受けるため、仲良くなりやすい。3年次からは毎日実験があり、実験レポートに追われることになる。

 

医学部

様々な医学に関することを学べる。授業の内容はハイレベルで、とても専門的なことをやるため、追いつけなくなってしまう人もいる。真面目な人が多く、みんな勉強に集中しているため、勉強に対してのモチベーションが上がる。また、段違いで優秀な人もいて、分からないところは教えてもらえる。解剖などの実習は、最初は抵抗感があるが、すぐ慣れる。

 

まとめ

東京大学のこと、少しでも分かってもらえたでしょうか。

ぜひ大学選びの参考にしてください!

他の大学についても紹介しているのでそちらも見てみてください!

以上、東京大学の紹介でした~。